ひらめきの入り口としての違和感

      2016/02/06

昨日の記事のバージョン2です。

以前朝の通勤電車の中でこんな人をみかけました。

イスに座っている彼は、若いその姿とは不釣り合いの金の高級腕時計をはめ、

すっと先の尖がった革靴をはき、

ちょっと光沢のある高級そうなスーツに身を包んでいました。

Yシャツの襟も袖も真っ白で、

スーツは完璧にアイロンがけされてシワ一つなく、

茶色の革靴も磨き上げられてピカピカでした。

にも関わらず、彼は疲れ切っていました。

上を向き電車の窓ガラスに頭を持たせかけ、

よだれを垂らさんばかりに口を半開きにして、爆睡していました。

なんなんでしょうこの違和感。

彼は夜中まで仕事をしていてほとんど寝ていないのでしょうか。

顔色も悪く、本当に疲れ切っている様でした。

にも関わらずスーツから何からピカピカ。

しばらくそれを見ていた僕は、

立ち上げたばかりのベンチャー企業の社長である夫を支えようと、

スーツのアイロンがけをしたり、靴を磨いたりしている

彼の奥さんの姿を想像してしまいました。

全力で応援しようと、

完璧な身だしなみに仕立て上げて旦那さんを送り出すお嫁さん。

きっと彼の完璧な身だしなみは嫁さんの努力の結晶なのだろうと。

(例によって僕の勝手な空想ですが(笑))

口を半開きで寝ている彼と、彼の身に付けている物とがまるで別人で、

別の誰かが介入している様に感じずにはいられませんでした。

そう思ったから何になるという物ではないのですが、

これもひとつのひらめきの入り口ではないかと思うのです。

ただぼーっと乗っているよりもずっと楽しいですし。

今回は何か変、と違和感を感じた所からスタートしています。

微妙に感じた違和感を見逃さない。

これも閃きへの入り口の一つではないかと思います。

違和感はあらゆる可能性への入り口です!


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