色んな読み方をしてみよう

      2016/02/06

本はそれぞれの種類に合った読み方、

その時の自分に合った読み方をしてあげると、

色々な本が、その人の役に立つのではないかと思います。

僕は本屋で立ち読みをして、これはいいなと思う本を購入しても、

家に帰って読んでみると面白くないな、という事がよくありました。

そしてこの現象は自己啓発系の本で顕著に起こっていました。

なぜそういう系の本は家に帰って読むと面白くないのか。

まず立ち読みの場合は、

その本が自分にとって必要かどうかを見極める為に、

飛ばし読みで、必要な個所、ヒットする文章だけを、

ピックアップしようとしながら読んでいると思います。

目次から目星をつけ、良さそうな所だけを読んだり、

気になる単語が目に飛び込んできて、その前後だけを読んだりしている。

その為に、必要な物だけが効率よく目に入ってくるのではないかと思います。

一方家で読もうとすると、

僕は最初のページから丹念に全部読んでいってしまいます。

そうすると、自分にとって必要がない物も全て読む事になります。

場合によっては、自分に必要な所は立ち読みで読みつくしていて、

家で読んでも何も新しい発見がない時もあります。

しっかり読み込まないと理解できない内容の濃い本、

色々な価値を内包してる古典と呼ばれる様な本、ストーリーが大事な本、

そうした物は、丹念に読んでゆく本だと思いますが、

自己啓発系の本は、基本的にとても分かりやすく書いてある物が多く、

その時の自分にとって必要な物であれば、だいたい見た瞬間にすぐわかります。

ここが他の本と大きく違う所の様に思います。

断捨離をすると自分のやりたい事が見つかる、などと言われますが、

これは不必要な物がなくなる事で、本当に必要な物が際立ってくる為だと思います。

本当に大事な物だけを持つ事で、

本当に大事な物だけに思考を向けられる様になる。

いらない物を捨てたと同時に、そこに向けていたいらない思考も捨てている。

だから物を捨てる事で自分の意識すら変わるのだと思います。

本も同じで、不必要な物を沢山吸収しようとすると、

そこに多くの思考を使ってしまい、

本当に必要な物が埋もれてあいまいになってしまいます。

その時の自分が必要な部分に、どれだけ全力で思考を使えるか、

それがその本の価値を最大化してくれる読み方ではないだろうかと思います。

また逆に、人は必要だと感じた部分にしか、

全力の思考は使えないとも言えます。

そういう意味では、どれだけ様々な物を、必要だと感じる事ができるか、

そうした力も本の価値を左右するのだと思います。

ただ漫然と読んでいる時より、問題を抱えて悩みながら読んでいる時の方が、

様々な事を吸収できると思います。

それは漫然と読んでいる時には、必要と感じる物が少なく、

悩みながら読んでいる時には、必要と感じられる幅も深さも増すからです。

そして本の側も、その人の必要にどこまで応えられるか、

その懐が深い本も、浅い本も、あるのだと思います。

それぞれに合った読み方を、していけばいいのではないでしょうか。


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